ジャンパー膝を克服しよう!

ジャンパー膝とは?

膝の皿(膝蓋骨)と脛骨を繋ぐ膝蓋靭帯が炎症を起こす病気を膝蓋腱炎といいます。この膝蓋腱炎は、バレーボール・バスケットボール・走り幅跳びや走り高跳び等の陸上競技や野球・サッカー等のジャンプを繰り返すスポーツで膝を酷使する成長期の子供や背の高いスポーツ選手が起こしやすい膝の炎症です。ジャンプをする人の膝の炎症、すなわち“ジャンパー膝”とも呼ばれています。

 

膝の痛みを抱えている人

 

症状としては、膝の皿の下辺りが、ジャンプやランニングのとき痛みを感じます。特に着地時に痛みが激しいでしょう。放っておくと、患部が腫れて熱をもったりします。セルフケアで我慢して症状を放置していると、膝下辺りの脛骨と膝蓋靭帯のつなぎ目(脛骨結節)が隆起して、最悪の場合、漆蓋靭帯断裂で手術が必要になることがあります。

 

膝の骨の仕組みを簡単に解説しましょう。

大腿骨と脛骨のつなぎ目に漆蓋骨があります。これが膝の皿と呼ばれているものです。この3つの骨を繋いでいるのは靭帯です。膝の皿は、太股の筋肉(大腿四頭筋)から繋がる大腿四頭筋腱と膝下の骨(脛骨)に繋がる脛骨靭帯によって、大腿骨と脛骨の間に浮いたような状態になっています。膝の曲げ伸ばしによって、膝蓋骨は動きます。

 

ジャンパー膝になる膝の仕組みを解説しましょう。

ジャンプや全速力で走って急に向きを変えて、膝蓋骨が大きく動くような状態がしょっちゅうあると、漆蓋靭帯の急激な伸縮が激しく、膝蓋靭帯が繋がっている脛骨の頭(脛骨結節)の側面が、引っ張られることによって隆起し始めます。さらに頸蓋靭帯によって引っ張っている状態が続くと、脛骨結節が耐えきれなくなって、剥がれおちるような結果となってしまいます。